おいしい料理を作るためにキッチン用品をアップグレードしたい!
そう思ったときに「鉄フライパン買ってみようかな」と頭をよぎる人も少なからずいるのではないでしょうか。
鉄フライパンだと料理がおいしくなるとか…本当なんだろうか?
我が家でもそんな思いで、デバイヤーのフライパンを導入して3年が経ちました。
お手入れがめんどくさいイメージだけど、意外と毎日使ってるね?
鉄フライパンはすぐ錆びそう…なんて思っていましたが意外にも錆びることもなく3年間使うことができています。
今回はデバイヤーの鉄フライパン購入3年目のレビューを語ります!
デバイヤーの鉄フライパン概要【厚みや重さは?】
商品名 | デバイヤーカーボンプラス5110 |
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商品寸法 | 内径254×深さ43mm、底径180mm |
重さ | 1.93㎏ |
素材 | 鉄 |
厚さ | 3㎜ |
生産国 | フランス |
備考 | IH対応 |
デバイヤーのフライパンの特徴は何といってもしっかりと厚みがあるということ。
3㎜という厚みは鉄フライパンの中でも厚い部類にあたりますが、そのため温度変化が少なく一定の温度を保つことができます。
ハンバーグや根菜・お肉など、じっくりと火を通したい時に実力を発揮します!
加熱に多少時間はかかるけど、急激に温度が上がらないから焦げ付きにくいのもメリット!
また、一般的に鉄フライパンには錆止めのクリアー塗料が塗装されていますが、デバイヤーのフライパンは天然の蜜蝋で錆止めをしてあります。
人体にも優しいこだわりですね。
ミネラルビーとエレメントの違いは?
いざ、デバイヤーを購入しようとすると、ミネラルビーとカーボンプラスの違いがわからず困惑する人もおおいのではないでしょうか?
ミネラルビーは家庭用、カーボンプラスは業務用といわれていることもおおいけど、何が違うの!?
- ミネラルビー
取っ手とフライパンに蜂のマークがついている - カーボンプラス
価格が安い
5年育てた鉄フライパン、デバイヤーの魅力をレビュー
そんなわけでかなりズボラに扱っていますが、まだまだ現役で使えています。
私が使っているのはデバイヤーの5110カーボンプラスの26㎝。
鉄フライパンの魅力はなんといっても強火でがんがん調理できること。
肉を置いた瞬間のじゅわーっていう音。煙が上がる感じからして、すでにごちそう。
例えるなら、鉄板料理店の鉄板ミニチュア版です。
デバイヤーのフライパンは厚さ3mmの鉄。
鉄は畜温性が高く、高温を維持する事ができるので、肉を置いた瞬間も温度が下がることがありません。
肉も野菜もかりっとしゃきっと火が通るんです。
テフロンのフライパンに比べると、焦げ付きやすさを感じないわけではありません。
薄いの金属ターナー があれば、焦げの部分までしっかりこそぎ取って食べることができるのが魅力。
焦げ=悪とならないのが鉄フライパンのメリットだと感じています。
焦げのぱりっとした部分って一番おいしい所だもんね
ソースなどが焦げ付いてしまった場合でも金タワシでこすりとれるので、あんまりきにしなくて大丈夫。
一定温度を保つことができる鉄フライパンは油の温度も一定に保てるので、揚げ物をするのにも向いています。
我が家で愛用しているのはは26㎝のフライパンですが、唐揚げなら鶏もも肉一枚ちょっとくらいのサイズ感です。
市販の油・水不要の餃子なら12個くらいのサイズ感。
常温のフライパンに冷凍のまま載せて工程通りに作ってもするんと取れます。
きちんとお手入れができていれば、油不要の冷凍餃子は油を使わなくてもくっつくことはありません。
ぱりっぱりに焼けてめっちゃおいしいです!
料理がおいしく仕上がるってこういうことなんだなって思うよね
デバイヤーは 縁の立ち上がりがしっかりしている ので、煮込みや揚げ物もできちゃいます。
トマトソースもこの通り、炒めてそのまま煮込めることができます。
ちなみに 取っ手は熱くなることがない ので、素手で扱うことができます。
個人的にはこの取っ手に開いた穴が便利でひっかけて収納する事ができて、好きです。
狭い賃貸なのでS字フックでひっかけ収納できるのがうれしい。
鉄フライパンは使用後に火にかけて水分を飛ばす必要があるので、ひっかけ収納なら熱い状態でも収納する事ができます。
同じようなフライパンだとタークのフライパンが有名だけど、デバイヤーは1/3の価格で手に入ります!
お手入れがめんどくさい?デメリットを検証してみた
たぶん、鉄フライパンの購入で迷っているほとんどの人は「鉄フライパンってめんどくさそう」と思っているのではないでしょうか?
鉄フライパンの注意点を調べるとたくさん取り扱いの注意点が出てきます。
毎日そんなめんどくさいことってできないよね…
大丈夫!結構ずぼらにあつかっても平気だよ(笑)
\ 実際に使ってみた印象 /
- 使う前油慣らしは必要
- 使い終わったら水分を飛ばす必要がある
- 洗剤は意外と大丈夫(研磨剤は要注意)
- 意外とずぼらにあつかっても平気
- 重さだけはどうしようもない
使う前の油ならしは必要
鉄フライパンは基本的に使う前に錆止め塗料をはがすために、焼きこみと油慣らしが必要です。
デバイヤーは錆止め塗装がされていないので、焼きこみは不要です。
軽くあらって油をならすだけでOK
野菜くずを炒めることで、油の膜が出来上がり食材がくっつかなくなります。
油の膜がしっかり出来上がるまで1ヶ月程度は油を多めに、洗剤は使わないことをお勧めします。
ささらがあると、熱いフライパンも洗いやすいので洗剤なしでも汚れが落ちやすいです。
使い終わったら水分を飛ばす必要がある
鉄フライパンの扱いで、これだけは絶対やっておいた方がいいというのは、「使い終わったら水分を飛ばす」ということ。
水分がついたまま放置してしまうと、錆びてしまうので注意が必要です。
ほかのお皿を洗っている間火にかけるだけでいいから意外と負担ではないですね。
洗剤で洗っても意外と大丈夫(研磨剤は注意)
鉄フライパンは使い込む事で油膜ができ、焦げ付きにくいフライパンへと成長します。
洗剤を使うとこの油膜がはがれるから、フライパンがだめになると言われています。
実際は3カ月ほど毎日洗剤で洗ってみましたが、意外といけます。焦付き等のトラブルも起きませんでした。
しっかりと油膜が出来上がった後であれば、洗剤で洗うくらいは問題ない ようです。
洗剤は問題ないんだけど、研磨剤には注意が必要です。
キクロンスポンジの研磨粒子入りの面で洗ったらみじめな姿になりました…
もしこうなってしまった場合でも 鉄フライパンはリセット可能 なので安心してください。
>>焦げつき・サビが気になる鉄フライパンをリセットする方法|シーズニングのやり直し
重さだけはどうしようもない
扱いは結構ずぼらにあつかっても大丈夫ですが、重さだけはどうしようもないデメリットですね。
フライパンだけで、1.9㎏。料理込みだと3㎏近い重さがあります。
チャーハンなど、鍋を振って作りたい人には向いていません。
大きさが大きいほど重くなるので、26㎝が日常使いできる限界の重さかなと感じでいます。
まとめ
以上、デバイヤーの鉄フライパンのレビューとお手入れ方法についてでした。
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