最近ぐんぐんと注目を集めているon(オン)のランニングシューズ。
モデルの展開が多く、どれを買ったらいいか悩んでしまいますよね。
今回は特に人気の高いクラウドサーファーとクラウドモンスターは自費で2足とも購入し、実際に走ってみた感想をまとめてみましたので参考にどうぞ。
クラウドサーファーの特徴
「クラウドサーファー」はオンが創業時にはじめて世の中に出したシューズ。
今発売中の現行モデル7作目から、重心移動をコンピューターでシミュレーションして作成されていて、無駄のないデザインが魅力のシューズです。
ミッドソールに空いた穴がドミノ倒しのようにつぶれる事で重心移動をサポートし「サーファー」という名前のように波に乗っているかのような走り心地を実現しています。
また今作よりスピードボードがなくなり重量もとても軽いのも魅力!
スピードボードがない分反発感は弱くなりましたが、自然に足が前にすすむ感覚です。
クラウドサーファーはこんな人におすすめ
- 長距離を楽しく走りたい人
- ランニング初心者やジョギングに
- ウォーキングシューズとしても
- レース用というよりは練習向き
クラウドモンスターの特徴
「クラウドモンスター」はやわらかいクッション・強い反発性・転がるようなロッカー構造が特徴のシューズです。
クッション性の高さはオン史上最強。スピードボードが搭載されているので前に押し出される推進力が強く、ぐんぐんスピードが出せるシューズです。
ハチの巣のようなハニカム構造の穴が大きめで、オンのシューズの中でも厚底で反発感の強いシューズだなと感じました。
クラウドモンスターはこんな人におすすめ
- フルマラソン初心者からサブ4レベル
- 練習からレースまで幅広く対応
- 癖がなくオールマイティに使いやすい
【徹底比較】クラウドサーファーとクラウドモンスターの違いは?
今回は「クラウドサーファー」と「クラウドモンスター」を性能・見た目の面で徹底比較してみました。
onの代表的なシューズなので、どちらを買えばいいか迷いますよね。
わかりやすく一言で伝えるならば、「クラウドサーファー」は滑らかで柔らかい走り心地、「クラウドモンスター」は強い反発でぐんぐん前にすすんでいくようなシューズです。
スペックの違い
クラウドサーファー | クラウドモンスター | |
---|---|---|
重量 | 245g | 275g |
安定感 | ||
クッション性 | ||
スピードボード | 無し | 有り |
ドロップ ※つま先とかかとの厚みの差 | 10mm | 6mm |
履き心地に直結する、一番大きな違いとしてはスピードボードの有無です。
クラウドモンスターにはスピードボードと呼ばれる板が入っているの弓がしなるような反発感を感じます。
新作のクラウドサーファーにはスピードボードが入っておらず、穴が戻るときの反発感だけなので滑らかな走り心地になりました。厚底なのに、走ってみると薄底のような接地感を感じる不思議な走り心地です。
クッション性がないわけではなく、足に優しい反発感というイメージです。
並べてみると、クラウドサーファーのほうがつま先がぐっと上がったデザインになっています。
スピードボードがない分反発感は減った感じがしますが、推進力はクラウドサーファーのほうが少し強いように感じました。
跳ねる感覚はなく、前に足がぐんぐん出るからクラウドサーファーのほうがスピードに乗りやすいです。
クラウドサーファーの弱点として、スピードボードがない分安定感も少ないように感じました。
直立して立っているとふわっと地面から押されるような浮遊感を感じて、立ち仕事の普段履きにはあまり向かないかな…という印象も。
履き心地・フィット感の違い
フィット感・履き心地という面で見ていきましょう。
サイズ感はどちらも普段と同じサイズでちょうどいい感じでした。
履き心地のフィット感という目線で行くと、クラウドサーファーがホールド力強め、モンスターのほうが若干フリーにかんじました。
シュータンの厚さやかかとのヒールカップは若干サーファーのほうがしっかりしてる印象です。
使用シーンの違い
クラウドサーファーとクラウドモンスターは使用用途で行くと結構似ているかなと感じました。
どちらもちょっと早めのジョギングやマラソン練習にはもってこいなシューズですが、より長距離を走る・レース本番で使いたい!という用途であれば、クラウドモンスターがおすすめです。
マラソン終盤で疲れてきたときのサポート感はモンスターのほうが強く感じます。
普段の練習や、趣味で少しランニングをしたい!というレベルであればクラウドサーファーも選ぶといいでしょう。
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