キャンプを楽しむうえで欠かせないのが焚火。しかし、火付けや後片付けの大変さは少しげんなりしますよね…
簡単に火がつけれて、後片付けも楽な焚火台があればいいのに…
そんな全キャンパーの願いをかなえてくれるのが、ケシュアのウッドストーブMH500です。
今回は、2次燃焼のウッドストーブでありながらコロンとしたかわいらしい見た目。そして片づけが楽な工夫が細部に施されている魅惑の1台を徹底的にレビューしていきます。
ケシュアの2次燃焼ウッドストーブMH500の概要
ケシュアのウッドストーブMH500はフォルムがかわいらしい2次燃焼のウッドストーブです。
収納バックが付属していて、周りを汚すことなく持ち運び可能。
焚火の煤で汚れがちなのでかなり嬉しいポイントですね!
キャリーケースにはポケットが2つ付いていて、ハンドルと説明書が入っています。
説明書のポケットはわりと大きめなので、バドニング用のナイフや着火用のマッチを入れてもよさそう。
上から見ると中に網があるのがわかります。この網の下に完全に燃え尽きた灰がたまる仕組み。
上部直径13.5cmとコンパクトなサイズ感が小さいようにみえてとても扱いやすいのです。
長さ15cm、直径5cmまでの木材を投入可能です。
製品名 | ケシュアウッドストーブMH500 |
---|---|
サイズ | 直径(上部:13.5cm / 下部:19cm) 高さ24.5cm |
収納サイズ | 20×20×25cm |
重量 | 1,580g (ストーブ1,380g / ケース150g / ハンドル50g) |
素材 | 本体: 100% ステンレススチール 304 キャリーバッグ: 20% 発泡ポリエチレン 80% ポリエステル(PES) |
付属品 | 本体・ハンドル・キャリーバック |
価格 | 9,900円 |
【使用レビュー】ケシュアのウッドストーブの特徴は?
ケシュアのウッドストーブMH500を使ってみて感じた特徴は以下。
- 2次燃焼で煙や燃え残りが少ない
- 前面からも薪を入れる事ができて調理がしやすい
- 片付けがとにかく楽!
かわいらしい見た目ながら、1次燃焼で燃え切らなかった可燃ガスを2次燃焼させる仕組みで燃焼効率がとてもいいのが特徴です。
煙も出にくいから服が焚火臭くなりにくいのも最高!
エネルギーを効率よく回すから火付けもとても簡単!
今回はフェザースティックで火付けにチャレンジしましたが、物の3分程度で美しい火柱が立ちました。
小枝や松ぼっくりなどで簡単に火付けができるのも魅力。
最初は少しだけ煙がでますが、火柱がたつと煙がほとんどなくなり、薪を入れれば勝手に燃えていくような状態になります。
また、ケシュアのウッドストーブは前面からも薪を入れる事ができます。
前面から薪を入れれることで調理の火加減もしやすいのが嬉しいですね。
ミニ釜戸みたいな感じでとても調理しやすい!
ケトルを乗せても、炎の揺らぎが見えて癒しだねえ
火加減の調整が必要なメスティンでの炊飯にもチャレンジしましたが、おいしく炊けました!
100円ショップなどで買える小さな焼き網を乗せれば焼き鳥や焼き肉だって楽しめちゃいます。
美しい炎も楽しめて、調理も楽しめる一石二鳥なソロストーブ。
実は片付けもかなりらくちん。
使用後は上部の穴にハンドルの棒をさすことで 熱々の状態でも持ち運び可能。
説明書によると「使用後は水をかけて冷ましてください」とのこと。
片付けたいのに焚火台が冷めるまで待たなきゃいけない…というもやもやがない!
水をかける事で、捨てた炭から火災になる心配もなく安心です。
下部の灰がたまる部分にも穴がついていて、ハンドルを差し込めば、焚火をしている途中でも灰捨てができます。
灰がたまった来たら一度灰を捨てれば燃焼効率が落ちる事なく長時間の焚火も楽しめます。
薪を1束と炭を少しもやして出た燃えカスはこれだけ。付属のスコップ1杯分でした。
灰受けがスコップのような形状でこのままアッシュキャリーに入れやすいです!
ちなみに…調理などでついてしまった頑固な重曹などでつけ置きをし、へらでこすると落とすことができますよ♪
すべては落とせませんが、かなり汚れを落とすことができるので頑固な汚れにお困りの方はぜひお試しください。
ケシュアのウッドストーブの注意点は?
ケシュアのキャンプウッドストーブを購入する前に知っておきたい注意点は2つ。
- 大き目の薪だと入らない
- 若干かさばる
一番の懸念点は大きな薪が燃やせないということ、公式によると入れれる薪のサイズは15㎝までとされています。
それ以上のサイズだと上部からはみ出してしまい、倒れる原因や炎が高く上がり火災の原因になる可能性も。
ケシュアのウッドストーブを使う際は少し短めの薪をえらんでおくとよいでしょう。
大きな薪で豪快に焚火がしたい人には不向きですね…
バドニングや薪割りをしながら焚火を楽しむのも通だけどね。
また、ケシュアのウッドストーブは分解ができないため、収納にはそれなりに場所を取ります。
ツーリングや徒歩キャンパーには向かないですが、設営時の組み立てが必要ないので筆者は気に入って使用しています。
ソロストーブタイタンとの比較
似たようなサイズ感の2次燃焼ストーブで上げられるのがソロストーブタイタンです。
- ソロストーブタイタン
→半分のサイズで収納できてコンパクト - ケシュアウッドストーブMH500
→コンパクトにはならないが、
燃料の継ぎ足しや型付けが楽
携帯性はソロストーブタイタンが優れています が、取り扱いのしやすさでは断然ケシュアに軍配が上がります。
前面から薪を継ぎ足せる利便性、熱い状態でも運べるハンドルなどの工夫はさすがケシュア と感じる一面でした。
フォルムもまったく違うので、好みやキャンプスタイルに合わせて選んでくださいね。
製品名 | ケシュアウッドストーブMH500 | ソロストーブタイタン |
---|---|---|
サイズ | 直径(上部:13.5cm / 下部:19cm) 高さ24.5cm | 直径(幅):約13cm 高さ:約20cm |
収納サイズ | 20×20×25cm | 直径13㎝×高さ14㎝ |
重量 | 1,580g (ストーブ1,380g / ケース150g / ハンドル50g) | 約467g |
素材 | 本体: 100% ステンレススチール 304 キャリーバッグ: 20% 発泡ポリエチレン 80% ポリエステル(PES) | ステンレススチール(SUS304) ニクロムワイヤー |
付属品 | 本体・ハンドル・キャリーバック | 本体、ゴトク、収納袋 |
価格 | 9,900円 | 11,000円 |
ケシュアのウッドストーブで炎の癒しを感じよう
以上、ケシュアのキャンプウッドストーブMH500のレビューでした!
かわいい見た目ながらも燃えカスや煙が残りにくい実力派の2次燃焼ストーブでした♪
前面から薪を入れれるのがとにかく便利!
利便性と癒しを兼ねそろえた最高のストーブだね。
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